インドネシアのジョグジャカルタ(Yogyakarta)からバリ島までバスで行きました。
バスのチケットはトラベロカ(Traveloka)というサイトで購入。
インターネットで購入できるので、チケット売り場に買いに行く必要はないし、ボッタクリにも遭うことがないので安心して手軽に買うことができます。
ジョグジャカルタからバリ島までで、35万ルピアでした。
バスのチケットを買う際には、必ず出発場所と到着場所を確認して買いましょう。
ジョグジャカルタの中心地から近いバスターミナルは、Giwanganバスターミナルです。
そしてバリ島行きのバスは主に2つあって、ひとつがMengwi Badungバスターミナルです。
こちらはクタから1時間ほど離れたところにあります。タクシーだとおよそ20-30万ルピアかかります。
もうひとつはUbungのチョクロアミノト通り(Jl. Cokroaminoto)です。この通りにバス会社がいくつかあるので、そのバス会社が到着場所となります。
クタまではだいたい30分ほどです。タクシーでだいたい10万ルピアです。
ホテルがクタなのにバスの到着場所がMengwi Badungバスターミナルだとさらに時間と費用がかかるので注意してください。
また悪質なドライバーだとMengwi Badungバスターミナルのタクシードライバーと組んで、故意にMengwi Badungバスターミナルに降ろして、タクシーを使わせようとすることもあるそうです。
チケットの目的地とスマホでの現地確認をして、気をつけてください。
バリ島に行くにはPCR検査陰性証明書、あるいは迅速抗体検査が必要
2020年8月現在、バリ島に入るにはPCR検査陰性証明書、あるいは迅速抗体検査(Rapid検査)陰性証明書が必要になります(有効期限は14日間)。
バリ島へ出発する前日にクリニックで迅速抗体検査(Rapid検査)を受けました。
費用は15万ー20万ルピアです。
無事に陰性でした。
バスの出発時間は13時30分だったので12時頃にバスターミナルへ行こうと考えていたら、当日の朝9時ごろバス会社から電話が。
バスの出発時間が早くなったから11時にはターミナルへ来てほしいとのこと。
急いで、バスターミナルへ向かいました。
Giwanganバスターミナル。
ターミナル内には売店や食事できる場所もあります。
値段も街中のインドネシア人向け屋台と同じくらい。(ぼったくられないように)
ターミナルに着くと電話をしてきたおじいさん?おじいちゃんと合流。
チケットをくれました。
トラベロカでチケットを購入した場合は、メールでチケットが送られてくるので本来であればチケットはそれで十分なはずですが。。。
よく見ると予約したバスとは別の会社で、たぶん乗客が少ないので急遽共同便にしたようです。
ちょっと気になるのが自分が買ったチケットよりも安い(30万ルピア)。
到着場所が心配だったので確認すると、UbungのCokraと言っていたので大丈夫そうです。
バリ島行きの人は、自分ともうひとり。
20分くらい待っていると、おじさんがもうひとりのバリ島行きの若者を原付きの後ろに乗せてどこかに移動。
ちょっとしたら戻ってきて、自分も乗るようにとのこと。
僕は大きいスーツケースがあるから無理だと伝えたんですが、”いける”とのことで、頑張ってスーツケースを抱えながらおじさんの後ろに乗りました。
おじさんはもはや原付きに立って乗ってる感じでした笑
3分くらい走ると大通りに出て、そこで待つように言われました。
10分くらい大通りを走る車やバイクを眺めているとバスが到着。
スーツケースを預けて、バスに乗り込みました。
19時間のバス旅がはじまりました。
バスの車内。インドネシアでよくある長距離バスです。
座席は結構しっかりしています。
嬉しいことにこのバスはブランケットが付いていました。
東南アジアのバスは誰得ってくらい寒くなるので、このブランケットはありがたいです。
ブランケットが付いていないバスもあるので、防寒対策は必須です。
充電用USBもありますが、天井に設置されているので使いづらいです。
モバイルバッテリーを持っていくことを強くおすすめします。
Anker PowerCore Essential 20000 (モバイルバッテリー 超大容量 20000mAh)
バスに乗るとすぐに軽食が入った小さな箱を渡されました。
インスタントコーヒーも入っていましたが、お湯とカップがないのでどうやって飲んだらいいのか。。。
お腹が空いていたので、すぐにお菓子を全部食べてしまいました。
あとで他の人のブログを読むと、まれに睡眠薬が入っていて、眠り込んだ際に貴重品を盗られたりすることがあるそうです。。。
インドネシアに1年住んで平和ボケしているせいか、そんな大胆な犯行をインドネシア人がするとは全く思いも浮かびませんでした。
起こる可能性は0ではないので、自己責任で。
ちなみにお菓子はおいしかったです。
17時ごろ一旦ストップして、夕食。
夕食もチケット代に含まれていて、何種類からか選ぶことができました。
ソト(インドネシアのスープ料理)。
味はというと、期待してはいけないですね。
街中の屋台のやつのほうが圧倒的においしいです。
食堂の外には、売店やパン屋がありました。
パンはおいしそうでした。
夕食を取って再びバスに乗り込んでバリ島へ向かいます。
隣の席の若者(出発地のバスターミナルから一緒)と話をしました。
僕がインドネシア語を話していたので、インドネシア人だと思っていたようです。
日本人だとわかるとめっちゃ驚いていました。
彼はパプアにある実家に帰るためにバリ島に向かっているそうです。
パプアのことをいろいろと教えてくれました。
いつかパプアにも行きたいですね。
夜12時過ぎにフェリー乗り場に到着。
事前調べによるとフェリーの乗船時間は1時間。
バリ島のフェリー乗り場から到着場所のバスターミナルまでは3時間。
チケットに書かれている到着予定時間は9時。。。
どう考えても予定よりも着きそうです。順調過ぎ!
フェリーに乗り込んでジャワ島とお別れ。
眠すぎたので、すぐに寝床を探しにいくことに。
事前調べではエアコンが効いている室内は有料かもということでしたが、そんな雰囲気はないし、注意されたら『ごめんなさい、知りませんでした』って言えばいいかなと思いここで一眠りすることにしました。
なによりみんな寝てたので、他に空いているところがありませんでした。
ついにバリ島に到着。
バスに乗り込んで島内に入ります。
『なーんだ、コロナの陰性証明書のチェックないやん』って思っていると、バスから降りるように指示。
なにが起こっているのかわかりませんでしたがみんなに付いていくと、コロナの陰性証明書のチェック。
当然ですが、『Rapidテスト受けていてよかったーー!』って思いました。
というのも確認場所の隣にはライフルを持った人が。。。
インドネシアではライフルを持って警備に当たっている人なんてまれですので、ドキッとしました。
それからバスは超順調に進み、朝5時頃にUbungのバス会社に到着。
写真は明るい時間に撮ったものですが、着いたときはあたりは真っ暗で、たくさんのタクシードライバーが声をかけてきました。
こんなに早く着くなんて思ってなかったのでホテルを予約してないし、ホテルに行ってもみんな寝てるはずなので、しばらくここで待機することにしました。
遅れるのはとても困るけど、朝早くつきすぎるのもなかなか困りますね。。。
とういことでバス会社の待合場所で5時間寝ました笑
そしてホテルへ。
バリ島はグラブドライバーと非グラブドライバーとの対立が激しいらしくて、非グラブドライバーの前でグラブドライバーを呼ぶと問題になることがあるそうです。
※グラブ(Grab)とは配車サービスのことでスマホアプリからタクシーを呼ぶことができます。
とういうことで、近くのコンビニまで行ってグラブを使いました
費用はクタまでで7万ルピア。
グラブだとぼったくりに遭わないので本当に便利です。
クタに到着。
ホテルが休業。。。。。。。。