インドネシアにおけるコロナウイルスに関する記事を更新しています。
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先日、バリ島から2ヶ月ぶりにジャカルタに戻ってきました。
バリ島からは飛行機に乗ったのですが、コロナウイルス対策が徹底されていました。
空港の入り口ではPCR検査およびRapidテストの陰性証明書をチェックされ、航空会社のチェックインカウンターでも再び確認。
機内やゲート前などすべての座席ではソーシャルディスタンスが実施されており、対面や横並びに続けて座れないようになっています。
インドネシアの現在の状況
インドネシアでの9月15日時点でのコロナウィルスの状況(累計)は、
感染者数221,523人、死者数は8,841人、回復者数は158,405人となっています。
1日の新規感染者数は7月中旬から8月中旬まで2,000人前後で推移していて落ち着くかなと思っていましたが、8月下旬から一気に感染者数が増えて9月に入ってからは1日あたりの新規感染者数は3,000人以上となっています。
中には4,000人に迫る日もあって、再び拡大したのが見られます。
コロナウイルス対策が徹底
ジャカルタに2ヶ月ぶりに戻ってきたのですが、コロナウイルスへの対策がかなり徹底されていました。
インドネシアはエリアごとにコロナウイルスの警戒度や雰囲気が異なるのですが、ジャカルタは感染者数が多いというのと首都という性格からか、かなり厳格に実施されています。
ソーシャルディスタンス
さきほどバリ島での空港の写真にもありましたが、ジャカルタでも当然座席でのソーシャルディスタンスはどこでも行われています。
モールなどのエスカレーターでもソーシャルディスタンスが実施されていて、目安となるようにマーキングがあります。
電車の社内でも座席に一定間隔でバツ印がほどこされていて、座れないようになっています。
日本ではこのようなことがされていないそうですね。
さらに社内では定期に消毒がされています。
インドネシアのコロナウイルス対策の徹底ぶりが伺えます。
バイクタクシーさえも
インドネシアではバイクタクシーが普及しているのですが、オプションでドライバーとの間に仕切り板を設置することができます。
わかりにくいかもしれませんが、写真で、バイクのドライバーの足元に透明板があって、希望するとその板をドライバーがリュックサックのように背負ってくれます。
インドネシア人はおしゃべりなので、ドライバーともよく話すので、こういうのが必要になってくるのでしょうか。
マスクを着けないで外出すると罰金
インドネシアでは外出時にマスクを必ず着けなければいけません。
マスクを装着せずに外出すると罰金があります。
地域によりますが、ジャカルタでは25万ルピア。およそ2000円です。
インドネシア人の平均月収は3,4万円なので、なかなか高額な罰金です。
しかも違反回数を重ねるごとに罰則が重くなります。
・1度目の違反:1時間の社会奉仕活動又は250,000ルピアの罰金
・2度目の違反:2時間の社会奉仕活動又は500,000ルピアの罰金
・3度目の違反:3時間の社会奉仕活動又は750,000ルピアの罰金
・4度目の違反:4時間の社会奉仕活動又は1,000,000ルピアの罰金
ナンバープレート規制
一時期、ジャカルタではバイクや車のナンバープレート規制が停止していたのですが、また始まっています。
2ヶ月ぶりに戻って街中を移動すると、いたるところで取り締まりが行われていて、たくさんのドライバーが捕まっていました。
その影響もあってか、ジャカルタは2ヶ月前よりもかなり閑散としていました。
ジャカルタの中心部にあるグランドインドネシア・モールでさえもたくさんのお店が閉まり、全然人がいませんでした。
ジャカルタが再び非常事態宣言
8月下旬からコロナウイルスの新規感染者数が再び増えて、9月14日にジャカルタが大規模社会制限(非常事態宣言のようなもの)を強化しました(2週間※延長あり)。
6月4日以降は移行措置として、規制が緩和されていたのですが、以前と同様なレベルに戻されました。
9月14日、グランドインドネシアに行くと、レストラン・フードコートの全店でお持ち帰りのみとなり、フードコートの座席はすべて撤去されていました。
ホテルのロビーのイスも減らされていました。
帰国前に、最後の思い出として美味しいものを食べようと思っていのですが、諦めます。
このような感じで、コロナウイルスについて日本とかなり違う雰囲気で対策がインドネシアでは行われています。
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