インドネシアの公用語はインドネシア語ですが、バリ島やジャカルタをはじめインドネシアでは英語が通じやすい場所があります。
インドネシア人の英語力は日本人よりも高い傾向にありますが、日本人同様にインドネシア人も独特の英語のアクセントがあります。
今回はインドネシア人の英語の特徴(発音)を紹介します。
これを知っておけば、インドネシア人との英語でのコミュニケーションが取りやすくなります。
インドネシア英語の発音の特徴
V→F
インドネシア語英語の最大の特徴として、VをFと発音することです。
文字で表すと、Vの発音は『ヴィー』ですが、インドネシア人は『フィー』と発音します。
つまり、Vの発音がFになります。
例えば、
video(ヴィデオ)→フィデオ
variation(ヴァリエーション)→ファリエーション
arrive(アライヴゥ)→アライフ
Rが強い
インドネシア人はRの発音を強く発音する傾向があります。
よく巻き舌を使って発音する人がいます。
すべて発音する
インドネシア人はスペルをすべて発音する傾向があります。
例えば、Wednesday
インドネシア人がよくする発音は、
we(d)-nes-dei(ウェネズデイ)
しかし、正しくはwens-dei(ウェンズデイ)
その他
インドネシア人がよくする英語の発音です。
Fingerprints(フィンガープリント)→フィンジャープリント
Target(ターゲット)→タージェット
Log In(ログイン)→ロギイン
Register(レジスター)→レギスター
Registration(レジストレーション)→レギストレーション
Log out(ログアウト)→ログオウト
インドネシア語発音に影響される
日本人もそうですがインドネシア人も上記のように英語に独特のアクセントがあります。
それらは基本的に母語から来るもので、英語を母語のアクセントのまま読んでしまうことがあります。
インドネシア語の発音を知っておくと、インドネシア人の英語の発音をより理解できます。
◆インドネシア語のアルファベットの発音
a | アー | n | エン |
b | ベー | o | オー |
c | チェー | p | ペー |
d | デー | q | キー |
e | エー | r | エル |
f | エフ | s | エス |
g | ゲー | t | テー |
h | ハー | u | ウー |
i | イー | v | フェー |
j | ジェー | w | ウェー |
k | カー | x | エクス |
l | エル | y | イェー |
m | エム | z | ゼッ |
特に名前などスペルを伝えるときは、インドネシア語でのアルファベット読みで伝えてあげたほうが理解してくれます。
旅行や仕事でインドネシアに行くときには、事前に知っておくと役に立つと思います。