インドネシアで現地採用として働き始め、無事に試用期間を過ごすことができましたので、生活環境を整えていっています。
第一弾として、扇風機を買ったのと汚かった枕を交換してもらいました。
今回、第二弾はシャワー用湯沸かし器の交換とついでにエアコン掃除もしれくれました。
◆シャワー用湯沸かし器の交換
日本では家でお湯が自由に使えるのは当たり前のことかもしれませんが、インドネシアでは1年中暑いこともあってお湯が使える設備が無い家もたくさんあります。
もちろん、僕の部屋には会社が給湯設備を設置してくれているのですが、あまり良くないです。というのも5分間くらいしかお湯が使えません。
湯沸かし器の種類が2つあって、1つは貯湯式でお湯をあらかじめタンクに貯めておくタイプです。タンクに水を貯めて、タンク内のヒーターで水を温めます。貯湯式のメリットとして、お湯が用意されているのですぐにお湯を使えることです。貯湯式のデメリットは、使えるお湯の量に制限があることです。タンク内のお湯がなくると、また時間をかけてお湯が作られるため、すぐにはお湯が使えなくなります。
もう一つの湯沸かし器の種類は瞬間式で、タンクがなくて水を瞬間的に温めてお湯にします。メリットはタンクの容量にかかわらずお湯をたくさん使うことができます。デメリットはお湯が出てくるまでに少し時間がかかります。といっても瞬間的に温められるので、元々配管に残っていた水が10秒もないくらいでてきて、そのあとお湯に変わります。
僕はバックパッカーでいろんな宿に泊まって貯湯式も瞬間式も経験していて、瞬間式の方がお湯の制限がなく、かつ温度調整もダイヤルを回すだけで楽なので好きです。
もう少し言うと、電気代についても貯湯式と瞬間式でメリット・デメリットがあります。例えば日本だと夜間電力が安い契約があるので、そのときにお湯を作って貯めておけば、安くお湯を使うことができます。インドネシアの電気代の仕組みはわかりません。
部屋に設置されていた湯沸かし器です。これは貯湯式でタンクの容量は30Lくらいだと思います。一般的にシャワーの水量は1分間10Lくらいなので、タンク内の熱いお湯と水を混ぜて使ったとしてもせいぜいお湯が使えるのは連続5分から10分です。実際に使用してみても5分位経つと急にぬるくなり、水みたいになっていました。
なので、会社にお願いして瞬間式の湯沸かし器に交換してもらいました。
すぐ交換できるのかと思ったら、壁に穴を開けたりして、すごい音が鳴ったりと90分くらいかかってようやく終わりました。
タンクがないのでスッキリとした感じになりました。
湯沸かし器の表示では45度まで温められるそうですが、電気が不十分なのか水量が多いせいなのか39度くらいまでです。でも時間を気にせずにシャワーを使えるので前よりは全然いい感じです。
十分な準備がなかったせいなのかうまく既存の配管につなぐことができなくて、反対側にシャワーを設置されました。なので浴室に2つシャワーがあるという奇妙な状態になっています(笑)これも海外生活の面白さですね。
◆エアコン掃除
シャワー用湯沸かし器を交換したついでに、エアコン掃除もしてくれました。
どんなやり方でするんだろうって正直不安でしたが、やり方は日本のやり方とほぼ同じでした。
まずエアコンの周りが濡れないようにカバーをかけています。
日本ではケルヒャーとかの高圧洗浄機を使うと思いますが、インドネシアではコンプレッサーそのものを使ってやってくれました。
実際の原理は高圧洗浄機と全く同じだと思います。コンプレッサーの方がいろんなことに使えるので、便利かもしれませんね。
日本では高圧洗浄する前に洗剤でエアコンを掃除すると思いますが、インドネシアではいきなり高圧洗浄していきます。
実はケルヒャーの高圧洗浄機を買って自分でエアコン掃除をしたことがあるのですが、家中水浸しになった思い出があります。
そういうこともあって心配しながら見ていたのですが、とても上手に洗浄していました。
洗浄された水は真っ黒だったので、エアコン掃除もしてくれてよかったです。
変な臭いもなくなっていました。
◆生活環境が大幅に改善しました
第一弾で扇風機と枕を改善して、第二弾でシャワーとエアコンが改善されて、かなり快適になりました。
一時期は自腹で他のアパートに引っ越そうかとも考えましたが、こうやって改善していけば(家賃は会社負担だし)ここに住むのも悪くないのかなと思います。
あとはソファーを交換できたらと思います。様子を見て、会社に相談したいと思います!!