海外転職(現地採用)経験者の自己分析を公開

海外就職・海外転職

就職活動、転職活動をされる方は、これまで自分がどんなことをやってきたのか、何に興味を持ってきたのか、どんな能力があるのかなど自己分析をすると思います。
自己分析のやり方はひとつではなく、正解などもありませんが、僕がインドネシアでの現地採用での海外転職をした際に行った自己分析を公開したいと思います。
参考にしていただければと思います。

【実例】海外転職経験者の自己分析

僕がインドネシアの現地採用へ向けて転職活動をした際にした自己分析を紹介します。
(実際のものは膨大な量ですので、一部分です。)

◆経歴と資格を書き出す(Step1〜4、Step6)

まずはこれまでの経歴、そこでなにをしたか、所有している資格を書き出しました(自己分析のやり方)。

大学
建築学科
建築の勉強(歴史、設計、デザイン、構造など)
卒業論文:(材料研究)コンクリート関連
建築以外の学問の授業設けた→経済学・会計
メキシコ人留学生がいた。英訳した。

大学院
(進学理由:発展途上国のことについて、雑誌やテレビで見て興味を持った。)
経済学
開発経済学
計量経済学
留学生多い(40人)
海外経験豊富・志向の日本人学生
ゼミ生(中国人、インドネシア人、ボリビア人)
中国1ヶ月語学留学(参加者:日本、韓国、中国、スウェーデン、イギリス、アメリカ、スペイン)
卒業旅行(韓国、フィリピン)
実地研修(マラウイ、エチオピア)

鉄鋼関連企業
(理由:鉄は国家なり。産業の米→経済の発展に欠かせない→鉄鋼業界)
事業内容:鉄鋼関連機械製作
従業員数:300名程度

法人営業。
主に製鉄メーカー向け機械を扱い、既存顧客企業の受注管理と提案営業を担当。新規顧客開拓や貿易業務にも従事。

主要担当先:大手メーカー

業務内容:
1.見積書、受注伝票、提案書などの作成
2.販促ツール作成(HP、パンフレットなど)
3.展示会出店(外国人にも応対)
4..貿易業務

取引相手の工場見学対応(インド)、通訳
資料:英訳、翻訳

海外営業経験あり(中国)
出入荷管理
トラブル対応(調査と報告:現場、技術部とともに)
現地調査、社内報告、原因追求、客先報告
5S活動
何を学んだか
社会人の基礎。
営業の基本。顧客訪問、トラブル対応、

年に2,3回海外旅行(韓国、台湾、マレーシア)

世界旅行 世界一周
(理由:
・色んな国に行ってみたかった。大学院時代から色んな国の人とと会って、彼らがどんな所に住んでいるのか興味を持った。
・怪我で入院したことにより、いつ人生が終わるかわからない→やりたいことをやろう)

25カ国渡航

食品製造業(開業)
(理由:自分でビジネスをやってみたかった)
自営業
製造以外、全てを担当。

ボランティア:日本語教室(設立)
(理由:当該地域で、日本語教室が不足していた)
これまでの日本語ボランティア経験 延べ3年
規約作成(仕組みづくり)
助成金申請
国際交流会企画、実施
広報
HP、各種SNS開設、運用
予算書作成
英語クラス立ち上げ

スキル(資格)
英語:TOEIC 845点
インドネシア語:日常会話レベル(勉強中)

◆自分の特徴を書きだす(Step6)

自分の経歴・経験やスキルを見て、そこからどんな特性(強みなど)があると言えるのか書き出しました(自己分析のやり方)。
自信がある強みじゃなくても、どんどん書いていきましょう。
一つの経験を色んな角度から見て、様々な特性を見つけましょう!

※ここで書き出した強みが、職務経歴書や面接で自分をPRする際の材料となります。

    例えば:

  • 大学(建築学科)
    →建築の知識
  • 大学院(経済学、開発経済学)
    →経済の知識、途上国経済の知識
  • たくさんの留学生
    →外国人とのコミュニケーションに慣れている
  • 多くの旅行経験
    →海外生活に慣れている、適応力、行動力、チャレンジ精神
  • 鉄鋼関連企業での就業経験
    →鉄鋼業界の知識
  • 従業員人数300人規模の会社での就業経験
    →中〜大企業での働き方を知っている

こんな感じで、経歴・経験から自分の特性を書き出します。
(ここでは書いていませんが、弱みだとか興味など、自分の様々な性質についても思いついたことを書き出しましょう。)

◆自分の特性
主体性、積極的
実行力・行動力、スピード
コミュニケーション:(インドネシア語)、外国人、インドネシア人
英語
途上国経験
異文化
海外経験
チャレンジ・挑戦、失敗を恐れない
努力(目標達成のため)
やり抜く
臨機応変
適応力
マネジメント、チームビルディング
代表経験
営業職経験
鉄鋼業界・機械
起業経験
新規立ち上げ
新規開拓
様々な業務
大企業(300人規模)での働き方、複数部署
幅広い営業経験(個人〜大企業の取引先)、業種
新しいことを学ぶ
責任感
決断力

以上が一通りの自己分析です。
(自己分析は一回やって終わりではなく、転職活動を進めていく中で、何度も見直していきます)

自己分析が終わったら、これをベースにして履歴書、職務経歴、英文レジュメを作成していきます。

タイトルとURLをコピーしました