海外で働くとなると、やっぱり英語ができないと駄目なの?英語があまりできないけど仕事はあるのかな?と考えられている方がおられると思います。
まだ働き始めていないので実際の仕事で英語がどのくらい要求されるのかはわかりませんが、インドネシアでの現地採用としての就職活動をしたのでその経験をもとに話します。
英語が話せなくてもOK!
英語ができなくても(日本語だけでも)、仕事はあります。
インドネシアで現地採用として働くため就職活動をしていた際に、転職エージェントからたくさんの求人票を紹介してもらいました。
営業職を中心に紹介してもらったのですが、求人票の中には日本語のみ話せたらいいよ。英語やインドネシア語は必須ではなく、できたらいいねというものがちらほらありました。
というのも例えば営業だと社内に何人か日本人の同僚がいて、お客さんは日系企業の日本人担当者であれば、日本語のみで業務を行うことができます。
経理などの事務職の場合でも、社内の日本人や日本本社の日本人とのみ関わってする業務であれば、基本的に日本語のみで仕事ができます。
英語はできた方がいい!!
もちろん、英語ができた方が職種や企業選択の幅は広がるし、給料も高くなる傾向があると思います。
要求される英語のレベルはまちまちですが、必須条件として、英語が話せるというのはたくさんありました。
インドネシアの公用語はインドネシア語ですが、日系企業や外資系企業では社内では英語を使って業務を行っているのが常だと思います。
また現地採用に求められる業務はインドネシア人従業員のマネージメントが含まれることもあるので、そういった場合には英語が必須となります。駐在員であれば通訳が付くこともあるかもしれませんが、現地採用ではよっぽど特殊なスキルを持っている方でなければ、自分で現地人とコミュニケーションを取れる人でないと採用してもらえないと思います。
僕の転職活動の話をすると、英語に救われました。僕はちょっと人と違ったキャリアというか人生を送ってきたこともあって、30代前半にもかかわらず会社員としての経験が2年ちょっとしかありません。同年代の人と比べると圧倒的に経験不足でした。それでも書類選考が他の人達と同じくらいの割合で通り、無事に内定をいただけた理由のひとつとして英語があったと思います。10年ほど前に取ったTOEICスコアではありますが845点あって、海外旅行をたくさんしているから、それなりに英語を話すこともできるだろうと思ってもらえたんだと思います。
面接を受けたある1社で英語での面接がありました。インドネシア人の社長と人事マネージャーと英語で話をしました。事前に聞かされていた質問内容とは違ったこともあって準備不足でうまく英語が話すことができなかったんですが、インドネシア人社長からは「お前、どこで英語を学んだんだ?留学したことあるのか?すごいじゃん!!」ととても英語を評価されました。そして、「もう面接は十分だ。君ならこの会社ですごい良い働き方ができる」と2次面接へとつないでいただけました。
僕の英語はそんなに上手じゃないのですが、たぶん他の日本人の人が英語ができなさすぎるので、評価してもらえたんだと思います。つまり、日本人が英語をある程度話せるというのは、現地採用の就職活動においてとても武器になるんだと感じました。
まとめ
長くなりましたが、英語はできなくても仕事はあるけれど、できた方が断然良いです。もちろん最初からできる必要はなくて、まずインドネシアや海外で日本語のみの仕事をして、現地人と交流を持ちながら英語を学んでいくというのでもいいと思います。
英語や語学は、そんな難しいものではなくて1年2年あれば、現地採用として必要とされるレベルまで習得できると思います。