Grabで悪質ドライバーに遭った話

インドネシア生活

海外でタクシーに乗る時に、Grabを使えばぼったくりドライバーに遭遇することを防げますが、完璧ではありません。
Grabを使ってても、まれに悪質なドライバーに遭うことがあります。
お気をつけください。

Grabとは?

Grabは、配車アプリで、スマートフォンの専用アプリでドライバーを呼んで、現在地から行きたい場所まで連れて行ってもらえます。インドネシアではGrabのほかにGojekが有名です。

アプリで出発地と目的地を選択すれば、料金が先にわかるので、ボッタクリの心配もいりません。(東南アジアではドライバーによるボッタクリが横行しています。)

と思っていましたが、Grabにも悪質なドライバーがいます。

フィリピンのマニラで遭った手数料逃れ悪質ドライバー

先日、フィリピンのマニラで市内から空港へ行く時にGrabを使いました。

泊まっていたホステルでGrabのアプリでタクシーを呼びました。

10分後、ドライバーから着いたよ!!の連絡が来ました。

ホステルの外に出て辺りを見回すと、ドライバーが自分の名前を呼んでいます。
しかしナンバープレートを見ると、予約された車のものとは違います

急いでいてまた呼ぶのめんどうだし、自分の名前を知っているから大丈夫かな、と思いそのまま乗り込みました。
(万が一のことがあるので、こういう場合には絶対に乗らないほうがいいです。くれぐれも気をつけてください)

乗車すると車内にはメーターがありませんでした。
(grabtaxiの場合、乗車前に概算の料金が表示されて、実際の金額はメーターで計算されたものに、手数料を加算して支払うことになっています。)

やばいなって思いながらも、まぁ表示された金額の一番高い料金でもいいかと思っていました。

空港へ向かって走り出して、数分。。。スマートフォンが鳴ったので見ると、grabのとあるドライバーからメッセージが。「着いたよ!」と。

えっ??もう乗ってるんだけど。。。

どうやら、今乗車している車のドライバーは僕を乗せてすぐにgrabの取引をキャンセルしていました。たぶん、grabへの手数料の支払いを回避したか、一番高い料金をもらうためか。。。

やばいなーと思い、Googleマップでルートを確認。
空港にちゃんと向かっていたので、警戒しながらも乗り続けました。

30分後。。。無事に空港に到着。

Grabを予約時に表示された一番高い料金を請求されました。

ただ手数料は加算されなかったので、こちらとしても妥当な金額か少し安く行けたので、結果的に良しとしました。

ただしもう一度いいますが、こういう場合は危ないので絶対に乗らないほうがいいです。気をつけてください。

タイのバンコクで遭った遠回り悪質ドライバー

タイでもGrabが使えます。

仕組みはフィリピンと同じで、Grabタクシーの場合は、実際にかかった費用(メーター)に手数料や高速料金などがプラスされます。

このときは家族でバンコクに来ていて、たしか鉄道市場ラチャダー(タラート・ナット・ロット・ファイ・ラチャダー)へ観光に行った帰りでした。

Grabでタクシーを呼んで、バンコクのホテルまで戻ります。

10分くらいでドライバーが来て、乗ったときの印象は特に問題がありませんでした。

一応、上に書いたようにフィリピンのこともあったので、Googleマップのナビを起動させて、ちゃんとしたホテルまでのルートを走っているか確認していました。

高速を乗って最初の分岐点。

ナビでは左。あれ??ドライバーは右に向かいます。

えっ??分岐点を右に行きました。

その瞬間、 Googleマップはルートを再検索し始めて、所要時間が当初の15分くらい長くなりました。

道を間違ったのかな?

すぐにまた分岐点が。

さっき間違えたルートを進んだことを含めて、家族にGoogleマップを見ながら日本語でルートを説明していました。

次の分岐点は、マップではこっちの方向のはずだと。

そのとき、日本語も英語もロクに話せないドライバーが話し始めました。
よくわかりませんが、メガネを掛け始めてドライバーのスマートフォンでルートをチェックしたりと、なんだかわざとらしくさっきのことを言い訳っぽくルートについて説明してきます。
これは確実に最初の分岐点をわざと遠回りする方向に行ったなと感じました。

かなりイライラしましたが、家族と乗っていたこともあって、まずは無事にホテルに戻ろうと黙っていました。

その後もたびたびルートについて話してきます。

最初の分岐点を遠回りする方向に行ったことで、結果的に50バーツほど余分に費用がかかりました。これは予約時に表示された料金を越えています。

Grabにはドライバーと乗客を相互に評価できる仕組みがあって、タクシーから降りたあとに即行で最低評価を付けました。

そして、Grabの運営に、ドライバーに遠回りされたこと、費用が余分に50バーツかかって想定料金を越えていること、その超過分を返金してほしい旨をメールで連絡しました。

さすがGrabです。1時間もしないうちに返事が。

超過分の50バーツ分を返金する旨が書かれていました。

よかったです。

金額自体は200円くらいですが、こういったこと悪質でない行為を逃すとこれが横行する事態につながってしまいます。

Grabはドライバーと乗客の信用を可視化

Grabのサービスはドライバーと乗客との間の信用で成り立っています。

面倒かもしれませんが、乗車後はちゃんと評価しましょう。

そうすることで、ドライバーと乗客共にお互いが誠実な対応をすることが、お互いにとって1番良い利益につながります。

良いときは良い、悪いときは悪いと伝えることで、今度から良いサービスをしようとドライバーに思ってもらえます。

Grabを使用するときは、面倒かもしれませんが以下のことをしましょう。
みんながすることで、より良いサービスに繋がります。

  1. 必ずナンバープレートが合っているか
  2. 乗車時は常にGoogleマップでルートを確認
  3. 降車時は料金が合っているか確認
  4. ちゃんとドライバーを評価
  5. 問題が合った場合は、運営に連絡
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