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コロナウィルスの話題があがってから数ヶ月経ちますが、未だに収束する兆しはなく、むしろ世界的に感染が拡大していっています。
インドネシアでは先日、3月18日時点での症例数は227人、死者数19人にでしたが、
3月21日現在では 症例数450人、死者数38人、（回復者20人）と症例数・死者数ともに3日で倍の数まで増加して、とどまる様子がありません。
症状が現れない人、医療水準などを考慮すると、この何倍もの人たちがコロナウィルスに感染しているのではと思っています。
すでにインドネシア政府は3月20日からすべての外国人に対して短期滞在のビザ免除，入国時一時在留査証（ＶＯＡ→到着ビザ），外交公用査証免除の停止を行っていますが、先日、ジャカルタ特別州政府により新たな追加的措置が発表されました。
ジャカルタの娯楽産業の閉鎖
ジャカルタ特別州政府は，新型コロナウイルス感染拡大防止のために、３月２０日から４月２日まで、映画館，ボウリング，カラオケ等を含む娯楽産業の運営を一時的に停止するという通達を発表しました。
3月20日から4月2日までの停止が義務付けられた施設は次のものです。
・ナイトクラブ
・ディスコ
・ファミリーカラオケ
・エグゼクティブカラオケ
・バー
・指圧・マッサージ
・スパ
・映画館
・ボウリング
・ビリヤード
・サウナ
・スケート
・大人向けゲームセンター
ジャカルタでこれらの娯楽産業が停止されたら、観光という意味ではかなり魅力を失ってしまいます。
タイのバンコクでもスーパーやドラッグストアなど日常に欠かせない店舗を除いて3月22日から4月12日まで閉鎖するようですね。
コロナウィルス感染拡大を防止するための措置として仕方がないですね。
ちなみにグランドインドネシアなどのモールはまだ開いているようですが、グランドインドネシアは閉店時間を午後9時に早めているようです。
行く前は、必ずHPなどでチェックしてから行ったほうがよさそうです。
街の雰囲気
先日、僕が住んでるアパートのエレベーターがこんな風になっていました。
エレベーターの床に5つの枠と矢印が貼られていて、コロナウィルスの感染を予防するために、きっとエレベーターに乗るときは、この枠に入って矢印の方向を向いて乗ってくださいということだと思います。
オンボロアパートでこのような措置が取られるとは驚きました。。。
普段の週末は人で賑わっているモール。
この日はお昼ごろになってもぜんぜん人が現れませんでした。
マスクをした人がちらほら通るだけです。
この状況が続くと経済に大打撃を受けるのは確実です。
面談中止の企業も
これまでお客さんである企業に訪問する際には、入り口で体温測定があったり、直近過去14日以内に海外渡航歴がある人とは面談拒否というルールを適応する日系企業がたくさんありましたが、ここに来てついに緊急時を除くすべての面談を中止する企業が出てきました。
その企業は直接会っての面談は行わず、やりとりは電子メール、電話、スカイプミーティングなどで対応するとのことです。
たぶんこの流れは他の日系企業に拡がると思います。
テレビ会議用の設備を増やすなど、対応を取らないといけないですね。
以上、3月22日現在のインドネシアでのコロナウィルスに関する情報でした。
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