インドネシアで現地採用として働きはじめて4ヶ月経ちました。
4ヶ月インドネシアで生活してみて感じたインドネシアの良いところと悪いところを紹介します。
インドネシアで生活する前に思っていたことはこの記事でまとめています。
インドネシアの良いところ
人がいい
インドネシア人はとても親切です。
いつもインドネシア人と話すと愛想が良く話をしてくれます。
知らない人でも向こうから話しかけてくることもよくありますし、道を聞いてもとても親切に教えてくれます。
日本だと親切な人もたくさんいますが、一方でぶっきらぼうな人やすぐに怒ったりする人もいます。
特に仕事では依頼するときやなにかわからないことを聞くとき、不親切に対応されたり、その人の仕事なのに知らないと言われたりすることがあります。
でもインドネシアではそういうことはありません。まぁ仕事が遅かったり、クオリティが低かったりする問題はありますが。。。
いずれにせよ、インドネシア人はフレンドリーな人が多いです。
治安がいい
インドネシアの治安はとても良いです。
現地人はインドネシアは危ないとかいいますが、僕は今までに30カ国以上行ったんですがトップクラスに治安が良いいです。
例えばフィリピンでは日中でもいつもめちゃくちゃ警戒しています。実際にマニラの大通りで日中に強盗に遭いましたし、夜中歩いていたらスリに遭遇したし、ホテルで物を盗られたこともあります。
インドネシアでは、この4ヶ月で危険だなと感じたことはありません。
夜中でも全然外出できます。感覚としては東南アジアで言うとタイと同じくらい安全な気がします。
実際にインドネシアのカフェでは、タイなど他の国では当たり前に見かけ、一方でフィリピンではほとんど見かけることがなかったパソコンを使っている人がたくさんいます。
もちろん、日本ほど安全ではないので、夜中に人が少ないところは歩かないようにしたり、物を置きっぱなしにしないなど最低限の注意は必要です。
交通が便利
住むところによりますが公共交通機関はそんなに便利ではありません。
ジャカルタでは昨今地下鉄やバスなどが整備されてきていますが、ジャカルタを離れると公共交通機関は皆無です。
またジャカルタから少し遠くに行くとなると普通電車のような鉄道に乗って時間をかけていかなければなりません。日本の新幹線のようなものはまだインドネシアにはありません。
しかし、普段の生活圏での移動はオンライン配車アプリのGrabやGojekがあるのでめちゃくちゃ便利です。この点だけみれば、正直日本よりも便利です。
GrabやGojekを使えば、自分のいるところまでタクシーやバイクタクシーが迎えに来てくれてアプリに入力した目的地まで連れて行ってくれます。事前にアプリでピックアップ場所と目的地を設定するので、インドネシア語でやり取りする必要はありません。
料金も事前に決まるのでぼったくられることなく乗車することができます。
値段自体もとても安く、100円、200円で数キロ範囲、1000円あれば20、30キロ離れた場所まで行くことができます。
なのでインドネシアは公共交通機関の整備は不十分ですが、GrabやGojekがあるので日常は困ることなく移動できます。
料理がおいしい
合う合わないはあると思いますが、インドネシア料理は美味しいです。
代表的な料理はインドネシアのチャーハンナシゴレンや焼き鳥サテがあります。
スープ料理のソトも美味しいです。
日本人が食べやすい味付けで、香辛料や辛さもそこまでです。
物価が安い
インドネシアの物価は日本と比べて平均して1/3くらいです。
輸入物は日本より高いことが多いですが、インドネシアのものは安いです。
日本で行くと高いマッサージもインドネシアだと1時間で600円からいけます。
悪いところ
渋滞
特にジャカルタの渋滞は酷いです。インドネシアに来てからお客さんのところまで車で行きますし、休日も車を使って移動しています。
平日の早朝や日中はそうでもないですが、帰宅時になると激混みです。
普段1時間で行けるところが2時間、ひどい時は3、4時間かかります。
その日の天気や突然の事故など読めない部分があるので、早めの行動を心がけています。
先日、ジャカルタと日系企業が集まる工業団地を結ぶ高速道路が開通されて渋滞が緩和されました。
他にもいろんな交通計画が進んでいるので、将来的にはもっとましになるのではと期待しています。
遅い
インドネシアの人たちはみんなのんびりしています。
東南アジアの中でもそののんびり度はトップクラスだと思います。
レストランで注文してから食べ物が来るのに時間がかかるのは当たり前です。
日常生活でいうと特にスーパーやコンビニのレジは遅いです。そもそも早くしようと言う考えが無い気がします。最近は電子マネーなど支払い方法がたくさんあるので、その手続きにもたつくこともしばしばです。
食材が違う
日本から調味料を持ってきて自分で自炊をしようと思っていたんですが、いざやってみると日本で作っていたのとは同じ味にはなりません。
たとえばおでんを作るために、たまご、大根、牛肉、こんにゃくをインドネシアのスーパーで買って日本から持ってきたほんだしと醤油を作っても期待していた味にはなりません。
というのも、同じ食材でも日本のものとインドネシアのものでは味が変わるため、同じ味ができません。
日本料理をするにしても、まずはインドネシアの食材の特徴を知って、それに合った日本料理を作っていかないといけません。
大変ですが、今では実験みたいな感じで楽しんでやっています。
まとめ
インドネシアに来る前と来た後で感じた印象ですが、良いところに関してはほぼ思ったとおりでした。
逆に悪いところは生活して長くいるからこそ、だんだんと蓄積して感じてくる部分なのかなと思います。
まだインドネシアに来て4ヶ月しか経っていませんが、全く日本に帰りたいとは思いませんし、まだまだここの生活を楽しみたいと思っています。
またここで1年、2年経てばどういう考えになるのか楽しみです。