【2020年】激安!?インドネシアの物価

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インドネシアの物価は大まかに言うと日本の物価の1/3くらいで、日本よりも安いものが多いですが、一方で日本よりも高いものもあります。この記事では2020年1月のインドネシアの物価について詳しく紹介したいと思います。

インドネシアの通貨

インドネシアではルピアという通貨が使われています。
レートは2020年1月では、
1円=約130ルピア
⇒1万ルピア=77円なので、だいたい1万ルピアで80円と計算してください。

インドネシアでは通貨の単位が大きいのでよく混乱します。
特に2千ルピアと2万ルピアの色が緑色でよく似た色をしているので気をつけてください。
最初の頃、よく間違えていました。

地域によって物価が異なる

インドネシアでは地域によって大きく物価が異なります。例えば物価が低いと言われるジョグジャカルタでは屋台で1万ルピアで食事ができますが、ジャカルタだと1万5千ルピアからになります。住宅費用はもっと差が出てジャカルタはジョグジャカルタの2,3倍の費用が必要だと言われています。

物価上昇

インドネシアはすごいスピードで物の値段があがっています。
日本はデフレが30年続いていて、物価つまり、物の値段は30年前とあまり変わっていません。一方で、インドネシアは、高いときでは8%、低いときでも3%、毎年物の値段があがっています。例えば10年間毎年3%物価が上がり続けたら値段は10年前と比べて1.3倍、もし物価上昇が5%だと10年間で1.6倍になります。

2020年の物価

2020年1月のジャカルタでのいろんな物の値段を紹介します。

家賃

家賃は日本と比べるとだいぶ安いです。

インドネシアで現地採用者が住む場合、主に2つのタイプの住宅があります。
1つは、コスと呼ばれるシェアハウスのような物件で1万円くらからあります。コスの場合はインターネット・水道光熱費込みといった物件が多いです。
もう一つはアパート(日本でいうマンション)で、ジャカルタだと5,6万円からといった感じです。アパートの場合は物件によりますが、基本的にインターネット・水道光熱費は別払いです。
プールやジム付のアパートも多いです。

場所によりますが、ジャカルタから離れるともっと安くで見つかります。
僕が住んでいるジャカルタから来るまで1時間くらいの場所だと2LDK(50㎡)で2万5千円のアパートとかもあります。

水道光熱費

水道代はよくわかりませんが、僕の場合だと毎月11万ルピア(約850円)請求されています。友達に聞くとちょっと高いらしいです。
飲料用の水は別途ミネラルウォーターを買って飲んでいます。
一般的に19Lのウォーターサーバーを使っていますが、僕は注文の仕方がよくわからないのと、ウォーターサーバーの電気代が気になるので1.5L(約46円)ミネラルウォーターを買っています。ひと月6本くらい消費していると思います。

電気代は一番高い出費になります。
ひとり暮らしの人で、だいたい70万(5千5百円)から150万(約1万2千円)なのではないでしょうか?
僕の場合だと、冷蔵庫有り。平日帰ってきたらエアコンをつけて、休日も半日エアコンつける。そしてシャワーの湯沸かし器が電気式。
それで大体6,7千円です。

ガス代はプロパンガスを使っていて、3kgで3万5千ルピア(約270円)でした。自炊するのは週3回くらいで、プロパンガス3kgで2ヶ月くらい持ちます。1月にすると150円とかなので、ガスは結構安い気がします。

交通費

地下鉄(MRT/LRT):初乗り:3,000ルピア(約23円)、最長区間:1万4千ルピア(約110円)
トランスジャカルタ:全路線一律3,500ルピア(約27円)
バイクタクシー:初乗り1万ルピア(約77円)、2,3キロまでは初乗り運賃でいけます。※値段は天気と時間帯による。
タクシー(Grab/Gojek) :2キロくらいで約2万ルピア(約154円)
グランドインドネシアからIKEAまでで、だいたい850円〜1200円くらいで行けます{基本料金が10万(約770円)〜15万ルピア(約1150円)+高速料金7500ルピア(約57円)}※値段は天気と時間帯による。
タクシー(Grab/Gojek)でない普通のタクシーでもだいたい同じ料金です。普通のタクシーに乗る場合は水色のブルーバードタクシーがおすすめです。ぼったくりなどほぼなく安心して乗ることができます。

通信料金

インターネットWifi(据え置き型)
家に設置する据え置き型のインターネットはだいたい4千円くらいと聞きました。

携帯電話料金
僕はTelekomsel という会社のプリペイドプランを使っています。
プランがたくさんあって、例えば30GBで16万5千ルピア(約1270円)です。
僕は部屋にWiFiがあって、さらに会社が携帯電話(50GB)を支給してくれているので、自分の携帯プランは4GBのものを使っています。
4GBの料金は4万ルピア(約310円)です。めっちゃ安い。

水、ジュース

インドネシアでは水道水をそのまま飲むことはできませんので、ミネラルウォーターやジュースを買う必要があります。
ミネラルウォーターの値段は、500mlで3500ルピア(約27円)。1.5Lで6千ルピア(約46円)です。
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コーラやファンタなどのジュースは390mlで5,500ルピア(約42円)です。日本では500mlが一般的ですが、インドネシアは少し容器が小さくなっています。個人的にはジュースはちょっと飲みたいなってことが多いので、390mlなのは嬉しいです。

インドネシアに来て驚いたのが、スーパーとコンビニでほとんど値段が変わらなことです。日本みたいにスーパーのほうが2割も3割も安いということはありません。来た当初、スーパーでたくさん買って重たい荷物を部屋まで運んでいたのですが、アパートの下にあるコンビニでも同じ値段で水とか買えることを知ってがっかりしました。

僕はお腹を壊してから毎日ヤクルトを飲むようにしています。
ヤクルト1本65ml(少し大きいサイズ)5本入でなんと9千ルピア(約69円)です。1本あたり14円くらいで、かなり安く飲むことができます。一般的に日本のものは2倍くらいするのですが、ヤクルトは日本の製品にもかかわらずインドネシアの方が安くなっています。

お肉

感覚的になりますがお肉に関しては、鶏肉は日本と同じくらいか少し安いくらいです。

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鶏むね肉100gで7千ルピア(約54円)、手羽元100gは5500ルピア(約41円)、手羽先100gは5千ルピア(約38円)でした。

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牛肉や豚肉は日本よりも高い気がします。
牛肉はオーストラリアからの輸入物が多く、残念なことに味はあまりおいしくありません。和牛が恋しいです。
部位にもよりますがオーストラリア牛肉100gで4万ルピア(約308円)です。

※お肉、野菜、果物はスーパーで買うよりも市場で買った方が安く買えると思います。

野菜・果物

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野菜も果物も地場のものは安く輸入品は日本より高いものが多いです。
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こんなに大きななすび2つで1万6千ルピア(約123円)。
ねぎは1万2千ルピア(約92円)。日本のネギのほうが新鮮で質がいいです。

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この写真のしいたけは2万6千ルピア(約200円)。結構大きくて量もあって200円なので日本よりも少し安いです。
驚くのがマッシュルーム。この写真のたくさん入ったので1万5千ルピア(約115円)。マッシュルームは、インドネシアでたくさん生産できるのでしょうか。

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味はあたりはずれありますが、メロンが安いです。
半玉で1万2千ルピア(約92円)。

牛乳・チーズ

牛肉は950mlで2万5千ルピア(約192円)。
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チーズはよくあるスライスチーズ10枚入りで2万2千ルピア(約169円)。

お米・パスタ

主食であるお米とパスタの値段です。
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お米はインドネシア米だと5kgで約6万ルピア(約462円)。
インドネシアの日本米っぽいものだと2倍くらいして、ちゃんとした日本米だと3倍くらいします。

パスタも種類によって違いますが、1万3千ルピア(約100円)からです。
日本で人気なバリラだと約3万5千ルピア(約269円)します。こちらは日本の方が安いと思います。

パスタで使うトマト缶はインドネシアでは高く、3万ルピア(約231円)です。

お菓子

インドネシアではお菓子は日本よりも安い感じがします。
インドネシアのシンコン(キャッサバ)を使ったお菓子は、60gで5,600ルピア(約43円)です。
厚めのチップスで食感がポテトと違う感じで、結構おいしいです。ぜひ、お土産にどうぞ。

僕の大好きなお菓子ドリトスはなんと150gで約1万ルピア(約80円)です。

ポッキーは日本の会社がインドネシアで作っているものは安いです。
47gのこのポッキーで8,200ルピア(約63円)です。これが日本で作られたものだと4,5倍します。

日本で大人気のブラックサンダーは1つ2,500ルピア(約19円)です。

お酒

インドネシアでは酒類がめちゃくちゃ高いです。

ビンタンビール320mlで2万ルピア(約154円)。
ハイネケンビール320mlで3万ルピア(約231円)。

ビールはまだ日本と同じくらいな感じがしますがウイスキーやワイン、日本酒は日本の3〜5倍の価格です。
旅行で来る場合でも、お酒を持ってくるのは有りだと思います。

ちなみに、スマホアプリの食料品を届けてくれるサービスGrab Freshだとよくビールの安売りがあります。33%オフで買えます。この間はなんと50%オフだったので、ビンタンビールとハイネケンビール50本買いました。
家まで持ってきてくれるので、とても便利です。

外食

ワルン(ローカル向け屋台):1万5千ルピア(約115円)
ワルテック(ローカル向け路面店):2万〜3万ルピア(約150円〜230円)
モールの中にあるレストラン:5万〜20万ルピア(約400円〜約1540円)
日本食:10万〜20万ルピア(約770円〜1540円)
丸亀製麺:7万ルピア(約540円)
ラーメン:7万ルピア(約540円)
お酒ありの食事:3000円から5000円

散髪•美容院

散髪や美容院費用は日本と同様に幅があります。
モールに入っている女性向けの美容院だと30万ルピア(約2300円)から40万ルピア(約3070円)。
男性向けだと15万ルピア(約1150円)から25万ルピア(約1920円)。

日本でいう1000円カットのような散髪屋もあって、6万ルピア(約460円)でさくっと髪を切ることができます。

ただクオリティはやっぱりちゃんとしたところの方がいいです。特に言葉が通じないので、思っ切りカットする人の腕前センスに影響されます。

細い道にあるインドネシア人向けの散髪屋だともっと安くて3万ルピアくらい(約230円)で髪を切れるみたいです。

ゴルフ

打ちっぱなし50球:7万5千ルピア(約580円)
インドネシア人トレーナー(1時間):30万ルピア(約2300円)+チップ(5万〜10万ルピア(約384〜770円))
日本人トレーナー(1時間):70万ルピア〜(約5400円〜)
コース:5000円から2万円(平均1万円程度)

まとめ

以上、インドネシアの物価を紹介しました。
基本的な傾向として、インドネシアのものじゃないもの(例えば輸入するもの、日本料理)はかなり高く、日本よりも高いものが多いです。
一方でインドネシアのものは日本の価格と比べるとかなり安いです。
どんな生活をするかによりますが、インドネシアでは総合的にみると日本よりも費用がかからずに生活できます。

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