インドネシアに1年住んで、行く前よりもインドネシアのことがもっと好きになったのですが、残念だなと感じたことがひとつあります。
それはぼったくりです。
僕はこれまでに30カ国以上、海外に行ったことがあるのですが、その中でもインドネシアはトップクラスに治安が良いです。
もちろん気をつけなければいけませんが、夜も出歩くことができます。
運がよかったのかもしれませんが、それなりに危ないところにもいきましたが、インドネシアに1年間住んで危ない目にあったことは1度もありません。
強盗や暴行など重大事件は一度もないのですが、ぼったくりは異常だと感じるくらいありました。
ただし、これは観光地(ジョグジャカルタやバリ島)での話です。
ジャカルタやバンドゥンではそういったことはほぼありませんでした。
インドネシアに住んでいた最初の9ヶ月はジャカルタの近くに住んでいて、その後、バンドゥン、ジョグジャカルタ、バリ島に3ヶ月ほど滞在していました。
その中で、観光地であるジョグジャカルタとバリ島ではぼったくりが頻発していました。
1.会計金額のちょろまかし
会計の金額が違うことがよくありました。
インドネシア人は計算が苦手な人が多いので、中には間違ったのもあったかもしれませんが、キャンペーン商品なので値引きされていなかったり、プロモーションで安くなるって説明を受けていたのに、適用されていなかったり、よくありました。
数十円や高くても100円くらいなので気にはしていませんでしたが、あまりにも頻発したので、だんだんと腹が立ったのを覚えています。
ひどかったのが、メニューの金額と会計の金額が違うくて、「なんでなの?」と聞いたら、このメニューは古いのだと言われました。
ふざけているとしか思えません。
2.おつりのちょろまかし
おつりをちょろまかされることもありました。
ホテルにチェックインしたときに、思っていたよりも50円ほど少なくおつりが返ってきました。後で金額を確認すると、やっぱりおつりが足りていなかったので、ムカついてホテルのレビューに「おつりが少なかった気がした」と投稿。
数日後、また同じホテルに泊まってチェックアウトしたときに、1枚のメモと50円ほどのお金を渡されました。
メモには「申し訳ありませんでした」と書いてありました。
素直に謝罪したことは良かったことですが、確信犯だったことが残念でした。
3. 値段表記がない店は外国人価格
インドネシアで特に現地人向けのお店に行くと値段が書いていないことがよくあります。
観光地(特にバリ島)だとそういうお店では外国人価格になることがよくあります。
バリ島に行ったときあまり気にせずに値段表記のないお店で食べたとき、控えめに食べたのに結構良い値段を請求されたことがありました。
インドネシア人の友だちに食べたものの写真を見せると、「猫の餌?」と言われたときはショックでした。。。
僕が行ったときはコロナの時期で外国人がとても少なく、かつ自分の見た目が外国人ともインドネシア人とも見える感じだったので、同じ店なのに前来たときと値段が違うなんてこともありました。
レストランだけではありません。
クリーニング屋でも外国人価格を言われることは頻発します。
見た目は優しいそうなおばちゃんなのに、相場の2,3倍の値段を言われたりと。。。
これまで行った30カ国はクリーニング屋のおばちゃんがふっかけてくるなんてことはほぼなかったと思います。
それがバリ島では高確率で遭遇します。
4.スターバックス
チェーン店でぼったくりのようなことをされることはほぼない、むしろ安心して食べられるからチェーン店に行くということがあると思いますが、インドネシアのスターバックスは違いました。
コロナでお客さんが減っていてなんとか売上を作らないといけない、もしくはなんらかの売上報酬があったのかわかりませんが、
なにも尋ねずにコーヒーのエスプレッソショットを追加されることがよくありました。
最初、書いてある金額と違うな?消費税かな?と思っていたのですが、
エスプレッソショットの追加を勝手にやられていました。
これはバリ島だけでなくジャカルタでも、たくさんの店舗でやられたり、やろうとしてきたりされました。
コロナでしんどいのはわかるけど、そういうのはしないほうがいい。
ましてやブランドのあるスターバックスでしたら終わりだと思います。
最後に
インドネシアはめちゃくちゃ安全ですが、特に観光地での小さなぼったくりやちょろまかしがとても多かったです。
30カ国以上行ってきて、こんなことを思ったのはインドネシアがはじめてだったので、よっぽど多かったんだと思います。
ジョグジャカルタやバリ島などの観光地に行くときには、注意してください。