フィリピン、マニラのホステル4軒に泊まったので、それぞれレビューしたいと思います。
◆1 リバー セントラル ホステル(1 River Central Hostel)
価格:今回、僕が泊まったホステルの中で一番安いです。1泊700円くらいでした。
他のホステルではチェックイン時に500ペソのデポジットが必要でしたが、1 リバー セントラル ホステルはデポジットが必要ありませんでした。
その他、他のホステルでは部屋に食べ物を持ち込んだら罰金など細かいルールがありましたが、このホステルではそういうルールはありませんでした。
場所:1 リバー セントラル ホステルはMRTのGuadalupe駅から徒歩で10分くらいところにあります。マカティーの繁華街までは徒歩で20分くらいかかります。ジプニーを乗りこなせれば、ジプニーで繁華街まで行くことができます。
周辺にはコンビニなどなく小さい商店やレストランしかありません。Rockwellというショッピングモールが歩いて5分くらいのところにあるので、ごはんを食べるときはそのショッピングモールに行ったほうがいいです。
ホステルの横にバーがありますが、現地人向けです。僕が行ったときはカラオケを楽しんでいて、とても落ち着いてお酒を飲むような雰囲気ではありませんでした。
スタッフ:家族ないし知り合いで運営しているホステルで、スタッフの対応は普通でした。
施設・設備:
掛け布団やバスタオル、シャンプー・歯ブラシなどのアメニティはありません。
ロッカーはありますが、南京錠を持参する必要があります。
残念だったことは、電気式給湯器が付いていましたが、壊れていたのかお湯が出ませんでした。
清潔さ:きれいではありませんが、そんなに汚くもありません。
快適さ:
ベッドに掛け布団がないので、もしエアコンを付けている人がいたら夜は結構寒いです。ウインドブレーカーやブランケットを持っていくなど、寒さ対策をしたほうがいいです。
ホステルは大通り沿いにあるので、かなり車の通る音やクラクションの音がします。結構うるさかったです。
◆Bunk 5021 Hostel
価格:1泊1200円くらいでした。
場所:マカティーの繁華街、ブルゴスストリートにあります。
周辺にはコンビニ、レストランもたくさんあるので、便利です。
グリーンベルトやグロリエッタ(ショッピングモール)までも歩いて10分くらいなので便利な場所です。
ただし夜は繁華街ということもあって、治安がかなり悪くなるので気をつけたほうがいいです。僕はルームキーをすられました。
スタッフ:
4つのホステルの中で1番スタッフの対応がよかったです。なにかお願いしたらすぐに対応してくれました。
チェックイン時間は14時ですが、1時間くらい早く行ってもすぐにチェックインさせてもらえて、助かりました。
施設・設備:
4つのホステルの中で1番、設備が充実していました。
ベッド、ロッカー、掛け布団、バスタオル、シャンプー・せっけん・歯ブラシセットがあります。
ベッドにはカーテンが付いているので、プライバシーとセキュリティの面で非常によかったです。
ロッカーはルームキーで解錠するシステムなので、南京錠がなくても施錠できるのでよかったです。
お湯は湯量が少なかったですが、ちゃんと温かいお湯が出てよかったです。
掛け布団はシーツのようなもので、薄かったです。もしエアコンがガンガンについていたら、少し寒いと思います。
部屋に食べ物や飲み物を持ち込んだらいけないのですが(水はOK)、6階に共有スペースがあるので、そこでは外からの食べ物を持ち込めます。お酒もOKです。2階にバー・レストランもあります。
清潔さ:
非常に清潔でよかったです。
トイレやバスルームもきれいにしてありました。ただし、これはホステルならではの話になりますが、ホステルは1部屋に複数の人で泊まるので、その時一緒に泊まっている人が清潔に使わない人だったら、残念なことになります。これは運です。
快適さ:
非常に快適なホステルですが、繁華街の中にあるので夜中は外の音が聞こえます。部屋によってはものすごくうるさい部屋もあるので、チェックイン時に静かな部屋にしてほしいと伝えたほうがいいです。その部屋ではうるさくてなかなか眠れませんでした。
◆Z Hostel
価格: 1泊1200円〜1500円くらいでした。部屋のタイプによりますが、4つのホステルの中では1番高かったです。
ただし、朝食が付いています。朝食を食べる人には嬉しいホステルです。
場所:マカティーの繁華街から徒歩2,3分のところにあります。近くにバーがあるので、繁華街の中にあるといってもいいかもしれません。
スタッフ:
ホステルのスタッフは複数人で組織されていて、しっかりとしていました。
対応は決して悪くなかったです。チェックイン時間はとても厳格で、20分前に行ってもチェックイン時間までチェックインできませんでした。
施設・設備:
バスタオルや掛け布団がありますが、シャンプーなどのアメニティはありませんでした。
掛け布団はシーツなので、少し寒いかもしれません。
僕が泊まった部屋がたまたまそうだったのかもしれませんが、窓がたくさんあってよかったです。ホステルや安いホテルだと窓が無い場合もあるので。窓がなかったら圧迫感を感じますし、自然な光も入ってこないので、あまり気持ちよくありません。
このホステルの特徴として、部屋にバスルームとは別にシンクがあったり、化粧台があったりなど、そういう意味で設備が非常に整っていました。
屋上にはバーありります。夜9時までハッピーアワーです。125ペソで、ビール2杯飲めます。日によっては、バンド演奏もあります。
清潔さ:
きれいにしてありました。
快適さ:
繁華街の中にあるので、夜は外の音が聞こえます。部屋によるかもしれませんが、少し聞こえるくらいでそんなにうるさくはなかったです。
wifiが他のホステルよりも少し速く感じました。
◆Makati Junction Hostel
価格:1泊1000円くらいでした。
宿泊料金は低めですが、バスタオルや掛け布団を失くしたときなどのペナルティが高額です。1500とか3000ペソかかります。
場所:Z hostelと同じ通りにあって、もう少し繁華街から遠くの場所にあります。ブルゴスストリートまでは徒歩5分くらいです。
スタッフ:
しっかりと対応してくれました。
施設・設備:
このホステルの良かった点になりますが、掛け布団がしっかりとしたブランケットでした。エアコンがガンガンについていてもこのブランケットがあれば温かく寝れます。
あと部屋の中以外にもトイレとシャワーがあるので、朝とか混み合わないのでよかったです。
お湯も量も温度もばっちりでした。
清潔さ:
部屋やバスルームは悪くありませんでしたが、ロビーの共有スペースに虫が結構いたのが気になりました。共有スペースということで、掃除がおろそかになっていたのかもしれません。
快適さ:
繁華街から少し離れているということもあって、夜でも静かでした。
逆に言うと、夜中は人通りが少ないので気をつけたほうがいいです。
まとめ
マニラの4つのホステルに泊まりました。それぞれのホステル、価格、場所、設備など特徴がありました。
4つの中で、もしまた泊まるならばBunk 5021 Hostelに泊まりたいと思います。スタッフの対応が非常にいいし、設備もカーテンが付いてたり、ロッカーがルームキーで施錠できたりなど充実していました。価格もバランスのとれたもので、よかったです。