タイのバンコクを旅行する時に、入れておきたいアプリがあります。
Viabusというアプリで、バスのルート検索をすることができます。
バンコクはかなり交通が整備されていています。基本的にはMRTやLRTを使えば、いろんな場所に行くことができますが、バスを使えばMRTやLRTでは届かないいろんな場所に行けるようになります。
料金もタクシーと比べてとても安く、バスの種類によりますが、7,8バーツから乗れます。行き先次第ですが、タクシーの5〜10分の1くらいになると思います。
実際は、どのバスがどこへ行くのか知ることは困難で、バスを乗りこなすのはとても難しいです。
しかし、viabusを使えば、目的地までバスのルート検索をすることができて、旅行者でもかんたんにバスで移動することができます。
タイのバスってどんなの?
バス料金
バスの料金についてですが、まずバンコクのバスには3種類あります。
- エアコンなしのバス
- エアコンありのバス
- その他(空港行きバスなど)
その中で通常、街中で使うのはエアコンなし/ありのバスだと思います。
それらの料金はだいたいですが、
- エアコンなしのバス:7,8バーツからです。料金は一定で、どこまで乗っても一定のようです。
エアコンなしのバスは、車体の色が赤くて、窓が開いている古いバスです。
車内は床が木でできていて、なかなか雰囲気のあるバスです。 - エアコンありのバス:10バーツからです。料金は距離によって変わるようです。車掌さんに、行き先を告げてお金を渡しましょう。
エアコン有りのバスは、車体の色が黄色のものが多い印象です。あと窓が閉まっていて、エアコンなしのバスよりも(古いですが)明らかに最近のバスです。ひと目見れば、すぐに分かると思います。
乗り方
バスは乗ってからお金を払う仕組みで、車内にいる車掌さんに料金を払います。
- 乗りたいバスが来たら、手を上げるなどして合図を送ります。
- バスに乗り込みます。
- 車掌さんにお金を払います。目的地を告げて、お金を渡しましょう。
エアコンなしなら20バーツ、ありなら4,50バーツ渡しておけばスムーズにいくと思います。ちゃんとお釣りをくれます。
viabusがあれば簡単にバスが乗れます!
ViaBusは、BMTA(バンコクバス公社)とチュラロンコン大学が共同開発したバスのルート検索アプリです。
使い方
使い方はものすごく簡単です。順を追って説明します。
目的地を入力
アプリを開いたら、次のような画面が現れます。
Where to(赤丸)を押して、目的地を入力していきます。
where toを押すと、次の画面に移ります。
目的地の設定方法は次の3つの方法があります。
- 画像①に、行きたい場所の住所や施設名などを入力します。※細かい正確な住所よりも、お寺や駅、大きなスーパーなど目印になるような場所を入力しましょう。
- 画像②は、現在地の最寄りのバス停を選択できます。
目的地設定では使うことはないと思います。。。 - 画像③では、地図から直接目的地を選ぶことができます。
(注意として、目的地は赤矢印が示すように、バス停や駅など主要な場所しか選べません。)
選択したら赤丸のSet as Location. を押して、設定します。
出発地も確認しましょう!
出発地は、初期設定では現在地になりますが、GPSがうまく反応しなくて希望している場所とずれている場合は、手動で設定します。
画像④を押すと、設定画面に移ります。
出発地の設定は、目的地の設定方法と同じです。
ルートを確認!!
目的地と出発地を選択したら、ルートが表示されます。
上下2パートで表示されて、上が最速ルート。そして、下がエアコンバスについて、表示されます。
※エアコンバスのみと書いてありますが、実際には同じ番号のバスでもエアコンあり、なし両方あります。
14Stopsというのは、目的地までの停留所数です。ただし実際は乗る人も降りる人も居なければ、バスは停留所を通過するので、停留所を数えて、そこで下りるというのは現実的ではありません。
ルートを選択すると、次の画面のようなルートが表示されるので、そこで自分の現在地と照らし合わせて、目的地に到着したかどうか確認しましょう。
超絶便利な機能!バスの現在地がわかります!!!
バスのルートが検索できるのと同じくらい素晴らしいviabusの機能があって、それはバスの現在地がわかる機能です。
というのも、タイのバスには時刻表は無く、なりゆきで走っています。
(時刻表があったとしても機能していません。)
乗ろうとしているバスが、5分後に来るかもしれないし、30分後、1時間後に来ることもあります。
viabusのバスの現在地を見る機能を使えば、バス停で長々とバスがいつ来るのかな?と待つ必要がなくなります。
ほとんどのバスにはGPSが搭載されていて、今どこを走っているのか画像のようにバスのアイコン(尖っている方向が進行方向)でわかるようになっています。
バスが来るまでは観光やショッピングを楽しんだり、近くのカフェでまったりと休憩することができます。
さらには、バスが遠くでなかなか来なさそうだったら、タクシーやMRTを使うという判断もあり!
まとめ
タイ、特にバンコクではMRTやLRTがあって便利ですが、バスを使えばさらに色んな場所に行けます。まさにかゆいところに届くと行った感じです。
viabusではバスのルート検索と現在地がわかるので、迷うこと無く、バスの待ち時間を減らして、バスに乗ることができます。
一人旅で、タクシーを使うのは予算的に厳しいという方には特にバスをおすすめします。
viabusでタイ旅行をより快適に楽しんでください!!