英語学習について、僕が思うことを書いてみました。
※これは英語学習だけでなくすべての外国語学習に共通して言えることです。参考にしてください。
日本人は英語ができない、読み書きはできても話すことはできないとよく言われます。
僕も昔そうでした。
学校のテストで良い点を取って、TOEICでも800点以上取っても、外国人と英語で話すとなると全然できませんでした。
むしろ自分よりも全然テストの点数が低い友達の方が外国人と英語を話していました。
『なんで自分よりもテストの点数が低い友達が英語を話せて、自分は話せないんだろう?』
ずっとそういう疑問を持っていました。
それでも英語を学習して、英語が話せないながらも外国人とコミュニケーションを取り続けました。
そして、気づいたら英語が話せるようになっていました。
その間に30カ国以上旅行して、日本語ボランティアを4年間やって、たくさんの第2言語として英語を話す人、日本語を学習する人に会いました。
そういう経験を経て、やっとさっきの答えにたどり着きました。
『なんで自分よりもテストの点数が低い友達が英語を話せて、自分は話せないんだろう?』
これを意識して学習すれば、みなさんもずっと早く英語が話せるようになります。
読み・書き・聞く・話すは別もの
めちゃくちゃ勉強したのに英語が話せるようにならなかった理由、
それは
英語を話す練習をしていなかったからです。
英語(言語)の能力として、読み・書き・聞く・話す、4つに分けることができます。
読み・書き・聞く・話す、それらは、それぞれ関係があるけど、それぞれに特化して訓練しないと能力が身につきません。
わかりやすくいうと読み・書き・聞く・話すはスポーツのようなものです。
例えば、読み・書き・聞く・話すをサッカー・野球・テニス・バスケットボールに置き換えてみてください。
サッカー・野球・テニス・バスケットボール、それぞれ体力や動きで多少関係はあります。
サッカーをしている人はスタミナや筋力がついて、その人が野球をする場合、なにもスポーツをやってない人よりかは野球がうまくできると思います。
しかし、サッカーと野球は別物です。
サッカーをいくらやっても野球がうまくなるには限界があります。
野球がうまくなりたければ、野球を練習しないといけません。
英語(言語)での読み・書き・聞く・話すでも同じことが言えます。
英語を読めるようになりたいなら、読む練習をしないとうまくなりません。
英語を書けるようになりたいなら、書く練習をしないとうまくなりません。
英語を聞けるようになりたいなら、聞く練習をしないとうまくなりません。
英語を話せるようになりたいなら、話す練習をしないとうまくなりません。
これを意識して学習することが非常に重要です。
ごくごく当たり前のことかもしれませんが、多くの人は気づいていません。
昔の自分もこれに気づいていませんでした。
裏返せばどんな風に英語(言語)ができるようになりたいかを決めることが大切です。
日本では読み書きの学習がほとんど
一般的な日本の英語教育だと、読み書きが中心になっています。
なので難しい英語の記事や論文を読むことができ、短いエッセイを書くことができても、いざ英語を話すとなると中学生でも読み書きできるような英語でさえ話せない人が多いと思います。
それはなぜかというとさっき言ったように話す練習をしていないからです。
読み書きを訓練して読み書きが上達しても、やはり話す練習をしないと話すのはうまくなりません。
もちろん話すことにとって、読み書きが全く無駄になることはなく単語や文法、言い回しを学習することができます。でもやはりそれを話す訓練をしないと、読み書きで学んだことを話せるようにはなりません。
サッカーをしてサッカーの技術や体力をつけても、野球をするならば素振りや投げる練習をしないと野球がうまくならないのと同じです。
僕は読み・書き・聞く・話すは別ものということを意識して、インドネシアで働く前にインドネシア語を勉強しました。
そのおかげで、インドネシアに来たときにはすでに、たぶん一般的な大学生が話す英語よりかはインドネシア語が話せるようになっていました。インドネシアに来て4,5ヶ月しか経っていませんが、今では普通にインドネシア語ができるというレベルになっています(まだまだわからないことはたくさんありますが)。いつもインドネシア人に驚かれます。
英語留学がおすすめ!
英語ができるようになりたい、いわゆる英語が話せるようになりたいならば、英語を話す練習をしましょう。
一番簡単で効果的な方法は英語留学に行くことです。
留学すれば、学校でも日常生活でも英語を話す機会は日本にいるよりも遥かにあります。
話す練習がたくさんでき、早く話せるようになります。
話せるようになりたいならば、留学がおすすめです!