【厳選13冊】製造業で働く人へおすすめの本

maker-book 日記

製造業について勉強するために読んだ中で、役に立った本を紹介します。

これから製造業で働き始める学生の方だけでなく、製造業ですでに働いている方にも役立つと思います。

図解 工場のしくみが面白いほどわかる本




「工場とは何か」といった説明からスタートし、工場のしくみを仕事・お金・情報の流れに分けて解説しています。
工場の中には製造部、生産管理部、調達部など様々な部署があり、自社の営業部やお客さんとそれら部署がどのように関わり、製品を作って、お客さんに届けるのかというシステムと各部署の業務について知ることができます。
イラストや写真が多く使われているため、製造現場の雰囲気をより感じることができます。
まずはこの一冊から読み始めることをおすすめします。

ポイント図解 5Sの基本が面白いほど身につく本




製造業で働くならば必ず教えられる5S。5Sとは、「整理、整頓、清掃、清潔、躾」のことで、5Sを使って会社の環境を働きやすくし、利益につなげていきます。
この本では、5Sを基礎から丁寧に説明し、5Sが会社の利益にどのように貢献していくのか、そして、5Sを会社に定着させるためのポイントを学ぶことができます。

[図解]トヨタの片づけ




5Sについてトヨタの考え方、エッセンスをイラスト付きでわかりやすく説明。
片付けはただキレイに見えるようにすることではなく、物、作業、移動、場所などあらゆるムダを省き、効率を上げ、売上と利益につながると考えられています。

ザ・ゴール コミック版




全世界で1000万人が読んだ、伝説のビジネス書「ザ・ゴール」のコミック版。
企業の目的とその目的を達成するために注目するポイントを知ることができます。
オリジナル版『ザ・ゴール』を日本人読者により身近に感じてもらえるよう、舞台設定を架空の日本企業に置き換え、原作の醍醐味をそのままにコンパクトにマンガ化。ストーリーを楽しみながら、全体最適のマネジメント理論であるTOC(Theory of Constraints:制約理論)の基本がやさしく学べます。
製造業で働くならば、この一冊は必ず読んでほしいです。

トヨタ生産方式




日本が誇る世界No.1自動車メーカーであるトヨタの生産哲学を学べる本。
ジャストインタイムと自働化に代表されるトヨタ生産方式を作り、実践した大野耐一(元トヨタ自工副社長)が書いた生産管理と経営理念の世界的バイブル。
40年以上前に書かれた本ですが、非常にためになる内容です。
上で紹介したザ・ゴールはトヨタ生産方式を理論化したものと言われています。

トヨタ式 カイゼンの会計学




「トヨタ生産方式」(ジャストインタイム、在庫削減とリードタイム短縮)を会計的な視点から解説。
ザ・ゴールやトヨタ生産方式で説明されている「在庫削減」、「リードタイム短縮」がなぜ企業の儲けにつながるかということが数字を使ってはっきりとわかります。

現場力を鍛える―「強い現場」をつくる7つの条件



経営トップが示すビジョンや戦略を実現するには、それを行う現場が当事者意識を持って実行することが大切。
決められたことをやるだけでなく、問題を発見し、問題を提起し、問題を解決する現場が必要だということを解説し、そういった現場をどのようにして作っていくのかを学ぶことができます。

図解入門ビジネス 生産現場の管理手法がよーくわかる本





生産現場のリソースである人・物・設備・手法を使って品質・コスト・納期をどのように高めていくかを解説。
人・物・設備・手法をどのような点に注意して管理していくのかを学ぶことができる実践的な内容です。
この一冊を読むことで現場のポイントや管理者目線での考え方を得ることができます。

図解入門ビジネス 製造現場の見える化の基本と実践がよ~くわかる本




生産現場のリソースである人・物・設備・手法を使って品質・コスト・納期をどのように高めていくかをベースにして、それら情報を可視化(見える化)して管理する手法を解説。
見える化は製造業のマネジメントにおいて欠かせない手法なので、読んでおきたい1冊です。

伝説の在庫計画担当者~アフターサービスパーツ在庫削減を実現せよ




顧客の要求にすぐに応えるための修理部品の配備と在庫抑制という背反する2つの課題の解決策を実際の現場を映したリアルな物語に沿って説明。
調達など在庫にかかわる人は必読の一冊。
在庫担当者でなくとも、背反する課題を達成するための手法(セグメンテーションなど)を学ぶことができます。

トヨタの現場力 生産性を上げる組織マネジメント




トヨタが80年の経験から培った人材育成と改善スキルについて解説。
自職場への導入方法について、かなり具体的に書かれているので、非常に実践的で改善力の弱い現場にはかかせない本。

常勝集団のプリンシプル




大学ラグビーで前人未到9連覇を成し遂げた岩出監督の常勝ノウハウを公開。
試行錯誤の末、自身の成功体験を捨て、「脱・体育会」など従来の常識を覆す数々の組織改革と科学をベースとしたモチベーション・マネジメントを導入して、単にラグビーの能力を上げるのではなく、創造力と人間力にあふれ自律的に動く人材が育つ組織風土・文化をつくりあげました。
ラグビーの話ですが、ビジネスに通じる組織づくりと人材育成の本。
人を育てるにはここまで考えないといけないと痛感した一冊です。

コンサル一年目が学ぶこと




タイトルにコンサル1年目とありますが、業種問わずかつ1年目からベテランまで、仕事をしていく上で普遍的に役立つスキルが
まとめられています。特に論理と数字でコミュニケーションするという部分は、大切にしたいと思いました。

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