僕はインドネシアに旅行に来たときにインドネシアで働きたいと思い、そこからすぐにインドネシア語の勉強をはじめました。
その1年後にインドネシアで現地採用として仕事を見つけて働いています。
1年間勉強したインドネシア語
◆インドネシア語入門書
まずはじめにCD付きのインドネシア語入門書を買って、勉強しました。
やさしい初歩のインドネシア語新装改訂版CD付
読むだけでなく付属のCDを何度も聞いて、それに合わせて真似するように話す練習もしました。
1周目は文字と発音はどんな感じか、挨拶など基本の言葉はどんなものなのか、どんな感じの文法なのかをざっくりと確認しました。インドネシア語の全体像を把握するような気持ちです。
最後まで行ったらもう1周入門書をやりました。
2周目も1周目と同じような感じですが、2回目なので理解がより深まりました。
あと基本の挨拶や自己紹介など使いそうなインドネシア語を別途メモしながら進めていました。
◆インドネシア語検定
「入門書の後になにをするか」がインドネシア語のようなマイナー言語の問題です。
僕は入門書の後に、多少まとまった文章とその解説、あれば音声も聞いて、より実践的にインドネシア語を学びたかったのですがインドネシア語のようなマイナー言語にはそういった学習書はありません。
英語や中国、韓国語のようにインドネシア語は学習書が充実していません。
友達に勧められたこともあってインドネシア語検定を勉強することにしました。
インドネシア語検定には必要なさそうな文法問題があったり解説がないなど良くない部分がありますが、入門書のあとにやる勉強としては良いと思います。
インドネシア語検定B級合格を目標に勉強をはじめました。
(本心はA級合格を目指していました。最低B級)
インドネシア語検定で一番下のE級からスタートして、8ヶ月後にはA級の問題を解き始めました。
結局、僕がやったインドネシア語検定は、
E級2回分、D級5回分、C級5回分、B級7回分、A級4回分です。
単語をはじめわからないことは本やネットで調べたり、どうしてもわからないことはインドネシア人の友だちに聞いたりしていました。マイナー言語の学習は難しい。。。
バタオネのインドネシア語講座 初級―バタオネにおまかせ
◆友達とインドネシア語で会話
インドネシアで仕事が見つかりインドネシア語検定も終わったため、もっと実践的なインドネシア語の勉強をはじめました。
(インドネシアで仕事が見つかり日程が合わなかったため、試験は受けませんでした。
試験の申込みはしました。検定費用B級とA級で1万9千円でした。。。)
インドネシア人の友達がいたので、その人達と遊んだり電話したりして、インドネシア語を話す練習をしました。
読み、書き、話す、聞くはそれぞれ関係がありますが、別物ですね!インドネシア語検定B級やA級が理解できても会話は全然できませんでした。
◆Youtubeでインドネシア語動画を見る
リスニングを鍛えるため、インドネシア人が普段使っている言葉を学ぶためにYoutubeでインドネシア語関係の動画を見て勉強しました。
勉強時間
入門書での勉強からはじめて、最初の半年間は平均して毎日30分〜1時間くらい勉強していました。正直、このときは簡単に言語を習得できると甘くみていました。
勉強を開始してからちょうど半年くらい経ったときにインドネシア語検定C級を始めました。このときまだ全然できなくて、焦りました。このままじゃB級もA級も合格できないと思い、
平日1時間(時間があるときは2時間)、休みの日は5,6時間勉強しました。
インドネシア語を1年間勉強してみて。
ひとことで言うと、全然です。1年間勉強してもいわゆるペラペラにはなりませんでした。
当然といえば当然なのですが、やっぱり1年間(仕事の合間を縫って)の勉強なので、圧倒的に学習時間が足りません。あと使う言葉も文法(スラング含む)も事前に勉強した範囲以外のものもあるので、そういったものが含まれると途端に理解できなくなります。
ただし全く無駄だったかというとそうではなく、初日から20,30%くらいは言っていることが理解できたし、2,3週間経って仕事内容や会議の流れがわかってきたら、60,70%はどういう話をしているかとかわかるようになりました。
はじめて会う人には、まだ来たばかりと話すと「なんでそんなにインドネシア語ができるの?もうペラペラね!」と驚かれます。
社内で英語が話せないインドネシア人スタッフがたくさんいることもあって仕事でよくインドネシア語を使うし、日常生活でもインドネシア語ができるおかげで楽しめている部分は大きいと思います。
1年間独学ではあったけど、インドネシア語を勉強して本当によかったです。
インドネシア語を勉強している方、これからインドネシア語を始めようとしている方、参考にしてみてください。